自分は「およげたいやきくん」のたいやきくんではないかと怯えている
みなさん、こんちゃ。伊予柑です。
泳げたい焼きくんって歌、知ってますか。
「まいにち、まいにち、僕らは鉄板の!」
っていう歌詞のやつですね、一度聞いたら忘れません。
僕が小学生くらいの時に流行ってたような気がします。
ところで泳げたい焼きくんの歌詞を最後まで知ってますか。
かくいう私も泳げたい焼きくんの歌詞を改めて認識したのがイギリスに来てからなんですけどね。研究室で昔の日本の曲をyoutubeで流してたらたまたま選曲されまして。「わ!懐かしい!」ってことで聴いてました。
実はこの歌、楽しい歌ではなくて本当はすごくすごく悲しい歌なんですよ。
簡単に説明するとね、下のような感じ。
たいやきくんは鉄板で焼かれる日々にうんざり。
ある日、店のおじさんと喧嘩して海に逃げました。
海は広い!自由!楽しぴーうれピーハッピー!
泳ぎ回ると腹も減るぜ、メシ食わなけりゃ!
おっ!えさだ!!!
パクッ!
悲しい事にこれ、釣り針なんですねぇ。
どんなにもがいても釣り針がノドから取れません。
浜辺で釣りをしていたおじさんに釣り上げられてしまいました。
ここでたいやきくんは悟ります。
「あぁ、僕はやっぱり”たいやき”なんだなぁ」
自由を手に入れるため大海原へと挑戦したたいやきくん、束の間の自由を満喫したけど、結局最期は人に食べられるという抗えない運命を理解して幕を閉じる。
悲しくなったでしょ?
僕もね、偏差値35の私立大学に行ってさ、同級生と上手くやって行けずにさ、国立大学の大学院に行ったの。博士号とって、オックスフォード大学に来た!!海(海外)は広い!自由!楽しぴーうれピーハッピー!
でも、結局やっぱりオックスフォード大学に来ている他の人の凄さには圧倒されっぱなし。論文も未だなし。そして帰国。
「あぁ、僕はやっぱりFランクなんだなぁ」
研究者としての格の違いを理解して幕を閉じる。
のかなぁ?
なんて思うと、悲しくなってくるのさ。
はい、次は日本で挑戦する場所が用意されているので、まだまだ先はわからんですけどね。
まぁ昨日書いた記事とも関連するけど、研究者としてすげぇ成果を出せなくてもさ、平凡だって良いんだって、いつも感じてる。
俺はまだまだ頑張るぜぇ?ワイルドだろぉぉぉ?
以上!
およげたいやきくんのリンク貼っとくから、聴いてみて。