ブログ再始動
明けましておめでとうございます。
ブログ、リニューアルオープン。
ブログ名も変更しました。
「ドラッグストアでポテチ 売ろうと思ったら」
↓
「Dr.ピペリジンのブログ」
シンプルになったけどなんのブログか分かりにくくなった気がしないでもない。
去年の4月くらいから休止してたブログ活動ですが、2020年になったので心機一転、再出発しようと思います。
これまで以上に思った事を書き連ねて行こうと思います。
1、ブログ名変更について
最初は6年制薬学部を卒業した自分が後輩達になんか役にたてば良いなというか、その時かなり勉強したからそれを共有しないのはもったいないのではと思って始めたブログ(あとオックスフォード大学に留学して絶対調子乗ってた)ではあったんですが、ブログ始めたのが薬学卒業から5年以上経過しており、かつ薬学時代の資料も手元になく、何より6年制薬学ができたばかりの黎明期の経験と今の薬学がどの程度リンクしているのかわからないのでタイトルを変更する事にしました。それでも薬学生に読んでもらえたら嬉しいです。
2、ブログ再出発のきっかけ
去年の4月から研究に専念するためと、はてなブログをpro使用にしてgoogleアドセンスで収益化を目指して奮闘してたんですが、収益化するために集中してブログに向き合う時間が必要と判断して休止してました。そして9ヶ月の月日が流れました。男は気づいた、そんな時間はないのだということに。今年の6月には日本に本帰国します。7月からは今まで以上に忙しくなります。ブログ収益化に向けてまとまった時間?結論、そんな時間はない。そして何よりブログを読んでくれている方に、このブログの収益化とかどうでも良い。書け、書くんだ!ジョー!!
だから再出発します。応援よろしくお願いします。
3、研究は?
うん、まだ論文になってない。なんか色々頑張ってはいるけど、残念ながらまだ論文にはあと一歩足りない(ほんとにあと一歩?)。ま、進捗はしているので帰国までになんとかできたらなぁ。
4、やってみたいこと
日本に帰国して散髪しました。散髪中にマガジンを読みました。最初に大学生の時から読んでる「はじめの一歩」を読み終わり、まだ時間があったのでエデンズゼロという作品を読んでみました。水の能力使いとアーマーを装着したスーパーヒーローみたいなキャラが闘ってる回でした(物語の背景はいまいちわかってませんが)。とても面白かったです。スーパーヒーロー好きですし。それでエデンズゼロを読んでいて悪役のセリフを聞いてふと思ったんですよね。
「水は鉄も切れるんだぜ」
的なセリフです。
んー。。。鉄ねぇ。重いよね。ほんで中世ヨーロッパの全身鎧じゃないし、なんかもうちょっとハイカラな材料、そうだねチタン合金とかの方がお洒落じゃないかなぁ。まぁマテリアルは専門ではないから詳しくないんだけどそれでもさ、近代のスーパーヒーローの装甲が「鉄」ってことはないと思うんだ。カーボンファイバーと炭素繊維とかチタン合金とか、悪役がポロっと言ったらリアリティとかハイテク感とか、漫画の一コマに奥行きが出るんじゃないかなぁと思ったの。
「水はチタン合金でも切れるんだぜ」
ほら、なんかハイテク感ある言葉を躊躇なく使える漫画ってお洒落感出ない?
僕はそう思ったの。
おそらく漫画家の人はそこまで科学的知識に精通してないって人もそれなりにいるんじゃないかと思う。漫画を書く時に下調べはするだろうけどさ。それって結構な労力だと思うし、なんかもっと気軽に「これってどーなんすか?」って質問できるサービスがあれば良いんじゃないのって思ったね。テレビ番組みたく〇〇大学教授監修みたいな大事にするのは大変だからさ、LINEとかで気軽に聞けるサービス。
たとえば「最強の酸ってなんですか?」と質問されれば
「トリフルオロメタンスルホン酸 (TfOH)は超強酸と呼ばれていて硫酸の1000倍以上の酸性度がありますよ。」
みたいな感じ。
まぁそれがピンとくるかどうかは別として。
なんかね、漫画とか小説とか同人誌とか、そういうのに科学的知識をちょい足しして奥行きを出すためのサービスみたいなんって出来ないかなぁと。
みなさんどう思いますかねー?
5、新しいブログ名について
あ、新しいブログ名について話てなかった。Dr.はドクターと読みます。博士号の敬称ですね。博士号持ってるのでDr.です。ドクターってお医者さんちゃうんけ?と思う方がおられるかもしれません。お医者さんはMD (doctor of medicine)でドクター。僕たちはPh.D (doctor of philosophy)でドクター。ややこしいけど僕が生まれるよりすんごい昔に決まった事だから許してや。因みにオックスフォード大学で博士号をとるとDphilという学位がもらえる。だから名刺とかの名前の後ろが 〇〇 〇〇 (Dphil)とかって書いている人がいたら「お、オックスフォード大学ですか?」といってあげると喜ぶに違いない。
次はピペリジン。これは化合物の名前です。炭素でできた六角形の一つだけが炭素の代わりに窒素になってる分子をピペリジンといいます。僕、ピペリジンの専門家なんですわ。学部生から大学院生、ほんでポスドク になってもまだピペリジン合成してますわ。最近思うのね、新しい置換ピペリジンの合成法見つけたら論文になるんやなって。
だからブログ名はDr. ピペリジンのブログです。
どうぞよろしく。
はい、そんな雑談をしていたらそろそろお時間です(なんの?)
また次の記事でお会いしましょう。
さようなら、さようなら。